兵庫県の遺族が、夫が長時間労働の末に亡くなったこと、遺族としての思いなどを話しました。
社会保険労務士中野からは配偶者である夫が長時間労働の末、過労疾病で倒れ、その後の労災申請までの道のり、なぜ人は長時間労働をしてしまうのか、ハラスメントや長時間労働が発生する要因は何なのか、自分や周囲の人たちのいのちを守るために必要な労働法の知識について話をしました。
皆さん熱心に聞いてくださり、生徒さんから「自分のためにも家族のためにも、「賢い労働者にならないといけないと思いました」と感想をいただきました。
担当の先生も、「働き方を考えないといけない」とおっしゃっていました。
若い人達に、健康的に働くことについて考えていただくきっかけになればと思います。
兵庫センターでは、啓発授業のお申し込みをお待ちしております。
更新日:2024年7月10日
①市民への過労死防止の啓発活動
②過労死予防のための市民の相談窓口の設置
③学生・生徒への啓発授業の協力
④市職員へ向けての啓発活動
久元喜造市長は、過労死防止のために地方自治体が果たすべき役割について問いつつ、要望への協力を約束してくれました。
更新日:2024年7月10日
高校3年生約320名に向けて、息子を亡くした遺族が健康的に働くことを願ったのになぜ過労死したのか、さらに、弁護士が、ワークルール等「労働者の人権・過労死問題」について話した。
また、6歳で父を亡くした遺族も、その思いを一言語った。
社会に出るまでに、過労死等の労働問題を知り、自分の身を守る大切さを知ってほしいと思う。
少しでも多くの学校でこの授業が開催されることを望みます。
更新日:2023年11月21日
兵庫県の過労死遺族が、「働くことについて考える授業(厚労省委託)」で話をしてきました。
学生さんは、「息子さんの悲しい貴重な話を聞かせていただけて幸いだと思っています。
仕事に対しての新しい観点を見つけることができました。」との感想を述べてくれています。
社会へ出る前に、仕事の現場で起こっていることも知っていただき、自分の身を守る必要性を感じていただければと思います。
龍谷大学のHPには次のような記事が掲載されています。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-13792.html
また、京都新聞11月17日市民版にも掲載されました。
過労死防止啓発授業は、学校現場の先生から、厚労省受託業者プロセスユニーク社への申し込みにより実施されます。多くの先生方からの申し込みをお待ちしています。
更新日:2023年10月25日
2023年10月23日の16時半から神戸マルイ前で過労死等防止対策推進シンポジウムの街頭宣伝を行いました。
街頭宣伝には、兵庫県から「はばタン」、神戸市から「かもめん」、兵庫県弁護士会からは「ヒマリオン」が応援に来てくれました。
過労死等防止対策推進シンポジウムは、神戸市産業振興センターで、2023年11月22日(水)18時から20時まで開催されます。ぜひともご参加ください。
参加には事前予約が必要となりますので、こちらからお申し込みください。
更新日:2023年7月5日
兵庫県の過労死遺族が「過労死・ハラスメント等から自分を守るための知識を身につける!働くことについて考える授業(厚労省委託)」で話をしました。
生徒さんたちは自分事として熱心に聞いてくださり、授業後も多くの質問をしておられました。
自分の家族を過労死から守れなかった遺族で、つらい話なのですが、同じ悲しみがこれ以上繰り返されないために、少しでも多くの学校で、若い方々が話を聞いてくださることを望んでいます。
過労死遺族、長男亡くした女性が灘校で講演「命より大切な仕事はない」神戸新聞6月14日(会員記事) https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202306/0016469992.shtml
6月27日に神戸電子専門学校に過労死等防止啓発授業に行ってきました。
今回はビジネス学科の1年生を対象に授業をさせていただきましたが、授業が始まる前に生徒の皆さんが自分で作った名刺で、名刺交換までさせてもらいました。
2コマを使って授業をさせていただいたので、生徒の皆さんにもしっかりと考えてもらえることができ、大変充実した時間を過ごしました。
「過労死防止大綱と認定基準の改定について」というお題で、過労死等防止対策推進全国センターの事務局長も務めておられる岩城穣弁護士を講師にお招きしご講演いただきました。
岩城弁護士からは大綱の変更のポイントや認定基準の改定などについて、これまでの過労死問題と認定基準の歴史も踏まえながらお話しいただきました。学習会には24名の方にご参加いただきました。
過労死等防止対策推進兵庫センターでは、例年、多くの高校、大学で過労死防止のための啓発授業を行っています。
本日は、その啓発授業をより有意義なものにするため、日頃から啓発授業の講師を務めている弁護士・社会保険労務士などの専門家と過労死等の遺族の方(計14名、内オンライン参加3名)が集まって意見交流会を行いました。
意見交流会では、まず、過労死防止の啓発授業を行うようになった経緯について、過労死等防止対策推進法が制定・施行された経緯について、事務局長である今西弁護士と共同代表の西垣氏からお話しいただき、その後は、啓発授業における授業内容や時間配分、啓発授業に対する想いなどについて、参加者の間で活発な意見交換がなされました。
過労死等防止対策推進兵庫センターでは、来年度も啓発授業に講師を派遣させていただける学校を募集しております。ご興味を持っていただける学校がございましたら、ぜひ、お電話にて当センターまでお問い合わせください。
連絡先:事務局 双花法律事務所内
TEL:078-334-2287
「働き方改革の課題と活かし方 ~過労死白書と過労死防止法の大綱変更を踏まえて~」というお題で、過労死等防止対策推進全国センターの事務局長も務めておられる弁護士の岩城穣先生を講師にお招きし、ご講演いただきました。ご講演では、過労死防止のこれまでの取り組みから説明していただき、働き方改革関連法の前進面と問題点の両面を教えて頂きました。
学習会後は、40名の参加者から働き方改革を踏まえた労働組合の在り方や、過労死をなくすための施策について具体的な質問や意見交換がなされ、岩城先生よりアドバイスをいただき活発な議論がされました。
灘校当学校1年生約220名対象に、片田孫朝日先生の現代社会の授業において、京都の古川拓弁護士と当センターの共同代表である兵庫過労死を考える家族の会の西垣迪世さんが、講師を担当し、労働条件に関する啓発授業が行われました。この授業は、同校において二回目の実施です。
古川弁護士からは、「過労死等防止啓発授業ー過労死をなくすためにー」と題して、「過労死とは」等の講義があり、西垣さんからは、「息子の過労死から過労死防止を願う」と題して、息子を過労死で失った悲しみと、過労死を防ぐには等の話がありました。
生徒達は、将来の自分たちにもかかわるかもしれないと、真剣に話しを聞き、辛い状況の中で、過労死防止法を作るために動けたのはなぜか、などの積極的な質問もありました。
「過労死、過労自死等、労災申請のポイント」として、これまで労災申請のご経験も豊富な本上博丈弁護士を講師にお招きし、精神障害認定の正確な知識や発病時期・労働時間の認定方法などについてお話しいただきました。
学習会には、30名が参加し、講義後には、「自宅から直行で遠方の仕事場に向かう場合の通勤時間は労働時間に含まれないのか」といった点をはじめ、多くの具体的な質問・意見が出され、充実した学習会となりました。
弁護士5名と兵庫過労死を考える家族の会のメンバー5名で、総勢360名の高校生に、家族の会メンバーの実体験や過労死等から自分を守るための法律知識などについてお話ししました。
学生の皆さんは真剣に話しに耳を傾けてくださり、「事前にブラック企業を見分ける方法はあるか」「自分の入社した会社がブラック企業であることをどのように知ればよいか」といった質問も頂き、充実した啓発授業となりました。
啓発授業のご希望があれば、兵庫センターまでお申し込み下さい。
平成28年11月22日に行われた過労死等防止対策推進シンポジウム 兵庫会場で口演された「エンマの願い」 桂 福車の模様と、当センター共同代表幹事 西垣 迪世へのインタビューがご覧になれます。
読売テレビ かんさい情報ネットten. 特集ニュース
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